
転職相談の場で一番多く聞く言葉が「やりたいことが分からないんです」。そして一番危険なアドバイスが「ワクワクすることを探しましょう」です。
断言します。「やりたいこと」はキャリアの出発点ではなく、実力がついた先に見えてくる到達点です。順番が逆なのです。
なぜ「やりたいこと探し」は失敗するのか
やりたいことベースで会社を選ぶと、多くの人が「人気業界・人気職種」に流れます。そこは応募が集中するレッドオーシャンであり、経験者や実力者と同じ土俵で戦うことになります。実力が育つ前に消耗し、「思っていたのと違う」と早期離職につながるケースを、私たちは数え切れないほど見てきました。
先に「勝てる土俵」を選ぶ
NOULが提案するのは逆のアプローチです。まず、自分が早期に成果を出せる市場(勝てる土俵)を客観的に分析して選ぶ。成果が出れば裁量が増え、スキルが育ち、市場価値が上がる。その時はじめて「選べる立場」になり、やりたいことを選択肢の中から選べるようになります。
POINT
仕事は人生のゴールを達成するための「手段」。実力があって初めて、選択肢は広がる。
今日からできる3つのこと
- 転職理由を「不満」ではなく「実現したいこと」に言い換えてみる
- 人気ランキングではなく「そこで自分が勝てるか」で求人を見る
- 迷ったら、市場を知る人に壁打ちする(この段階での相談こそ価値があります)
「やりたいこと」が見つからないのは、あなたの感受性の問題ではありません。判断材料となる実力と経験がまだ揃っていないだけです。まずは勝てる土俵で、実力を積み上げましょう。